あとがき:Black Box Broadcast Vol. 6

季節がかわろうと、ヤリが降ってこようと右往左往のBlack Boxメンバー、第6回目のブロードキャスト無事に乗り切りました。ゲスト出演者、お客さま、ありがとうございました。今回はゲスト2組と来る5月6日の廃校フェスの話もあって、交通整理がちょっと大変でしたが(笑)、また楽しく過ごすことができてうれしく思います。うれしい限りです。

今回お届けしましたゲスト出演者は、バイオリニストのイケダヨウコさんと、バンドのplat home nineでした。


イケダヨウコさん<http://www.myspace.com/moleslope

moleslopeというバンドで活動されているようですが、今回はソロで演奏して下さいました。イケダさんは電気バイオリンなのですが、それはびっくりするくらい暖かくて、豊かな音色でした。バイオリンはコンスタントな練習がキモな楽器だとよく言われますが、彼女のステージ上の安定感というか貫禄をみれば、あ、練習してそう・・・とトリップしつつも思わされるのでした。足元はギターリスト顔負けのペダルやエフェクターがずらーっと並んでて、いくつもループを重ねていくうちに小さなオーケストラを聴いてるようなイメージがわきました。ウワモノのボイスだけでなく、どっしりしたリズムも作り出せることがとても印象的でした。


plat home nine<http://www3.to/ph9

plat home nineのメンバーとは5年前くらいから知り合いなのですが、僕にとってまさに「継続は力なり」という言葉を象徴する人たちです。まじめ、なのです。実は彼女らが出演することを知ったのが遅くて、他のblack boxメンバーが勧誘したそうで、間違いなくplat home nineもこの何年間で存在がデカくなったんだろうが、同時に世の中狭いものだ、と思いました。日本語が崩壊していてスミマセン。plat home nineの曲は一見トリッキーのオルタナロックに聞こえますが、身を任せてみると爽快な、素朴な風景が見えてきます。ギターボーカル、ギター、ドラム(兼シンセ)の体制ですが、迫力満点です。ギターの小原さんはやわらかいものが好きな変態ですが、それは彼の甘いマスクで許されることでしょう。ギターボーカルのエノは5年前、「私、歌えませんから」と大嘘ぶっこいてたことを暴露します。ドラム(兼シンセ)のナカジは・・・本当にいいドラムたたくよ。以上。ヒケ