100人ビートルズリハーサル参加のお願い。

私達Black Boxが参加するライブフェス、
“ぐるぐる回る2010”にて私達が行うパフォーマンス、
“100人ビートルズ”においての、
予行演習へのご参加のお願いです。


ぐるぐる回る2010公式サイト
http://www.gurugurumawaru.net/


“100人ビートルズ”とは、その名の通り、
ビートルズの名曲群を100人で演奏する、
という、インスタレーション型パフォーマンスです。
詳細については下記URLをご参照ください。


http://gurugurumawaru.sblo.jp/category/904538-1.html


Black Boxでは、この”100人ビートルズ”の予行演習を、
6月10日(木)の20時〜23時に行います。
場所は梅ヶ丘リンキーディンクスタジオの、
アルファ—スタジオ(4階)になります。
(19時より梅ヶ丘駅前のマクドナルドにて、事前説明会があります)


梅ヶ丘リンキーディンクスタジオ
http://studio.rinky.info/umegaoka/


実際に、大勢の方にお越しいただいた上で、
どのように演奏するのか、どんな感じの音になるのか、
ということを実演させていただければと考えております。
また、当日の模様は撮影させていただいた上で、
後日YouTubeに100人ビートルズのPR映像としてアップさせていただきます。


楽器御持参での参加がありがたいですが(楽器は何でも良いです)、
仕事帰り等の場合は身体一つでのご参加も大歓迎です。
勿論、途中参加、途中離脱は可能ですので、
少しでもお時間御座いましたら、是非ご参加いただければと思います。
また、フェス当日への参加者も同時に募集しておりますので、
予行演習を通じて当パフォーマンスに興味を持っていただけましたら、
是非本番にもご参加いただければと思います。


沢山の方のご協力を賜りたく存じます。
ご検討の程、宜しくお願い致します。


Black Box代表 關 伊佐央(せき いさお)
blackboxblackboxblackbox@gmail.com

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.13

初のリハーサルスタジオ以外での開催となりました、
Black Box Broadcast Vol.13。
今回は原宿のデザインフェスタギャラリーにて敢行いたしました。



ギャラリーでの開催ということもあり、


前西 叡(あきら)さん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=14654254
梶 雅達さん http://www.masamichi-kaji.com
Annie Allenさん http://www.d3.dion.ne.jp/~gane/index.html


の3名のアーティストの皆様の作品を展示させていただきました。
今回は初めて展示作品を公募にて決めさせていただいたのですが、
予想以上に多くの方々からの応募があり、誠にありがたい限りでした。
スペースの問題で、今回残念ながら展示をお願いできなかったアーティストの皆様とも、
今後何らかの形で御一緒出来ればと考えております。


さてさて、音楽パフォーマンスに関してですが、
今回Black Boxメンバーの内、Yellow Peril高橋氏が仕事の都合上不参加でしたので、
Black Boxとしては今回初めて、關、日南、市野3人の合同パフォーマンスを披露させていただきました。


曲目は
・Lullaby of Birdland(Jazz Standard)
・The water is wide(スコットランド民謡)
・I can’t make you love me(Bonnie Raitt Cover)
・Fever(Peggy Lee Cover)
という超ド渋のカバーナンバーに加えて、
日南が私(關)の曲”かえりたい”をカバーすると言うかなりイレギュラーなセットを演奏いたしました。
ギャラリー内演奏ということを意識して、かなり淡々と演奏させていただきましたが、
これはこれでとても実りある体験をさせていただきました。

そして、今回のミュージシャンゲストは二組―


山口敦子さん http://nebosongs.soragoto.net/
そもそも、私達がカバーを演奏しようと思った理由は、
今回ご出演いただいた山口敦子さんの表現スタイルに感化されたものでした。
山口さんは、自作曲を演奏しません。
アイルランド民謡や、カントリー、昭和の(アングラ的な?)歌謡曲等を拾い集めては、
御自身の歌声とギターでそれらを再構築されているのです。
“シンガーソングライター”というスタンスが最早当たり前となってしまった昨今で、
一貫して”他人の”曲を歌い続けている山口さんの活動に、私自身、大変感銘を受けた次第です。
『私は曲を書かないから表現者ではないです』と本人はおっしゃっておりましたが、
いやいやどうして、図らずも”逆説的な”表現者として成立しているではありませんか!!
皆様是非一度、山口さんのライブに足を運んでいただければと思います。
そして、山口さんの優しい歌声に心癒されて下さい。


・Your Last Chicken http://www.myspace.com/yourlastchicken
今年8月の出演から早くも2回目の登場となったYour Last Chicken。
前回は私(關)がドラマーとしてお手伝いさせていただくと言う形で出演いただきましたが、
今回は正式にドラマーが加入されての初お披露目ライブということで、
気合十分、準備万端の堂々としたパフォーマンスを披露して下さいました。
このバンドについては兎や角言う必要は微塵もありません。
ただただ、素晴らしい音楽です。完璧なまでの”ポップソング”です。
アイリッシュ等のトラッドフォーク色と昨今のUSインディー色が見事に結実した、
正に”今の”ポップソングだと思います。
なので、是非”今”注目されて欲しいバンドです。
いや、きっと彼らは勝手に注目されて行くことでしょう。
来年からは本格的にライブ活動していくとのこと。期待しております!


…という内容でお送りいたしましたVol.13、
結果としてギャラリーでの開催はとても興味深く、
今後も色々と試せることがあるのでは?という結論に到りました。
入場無料(おひねり制)という姿勢をとったことも、
お客さん(たまたま立ち寄った人含め)にとってアクセスしやすい環境になったのでは、と思っています。


今後来年以降、この”Black Box Broadcast”は、
大幅に内容を改定しての開催を現在検討しております。
それは、今まで以上に人と人とを繋げる場を創造すること、
そして集まった方々皆でクリエイティブな場を共有出来る、という観点を重視したものになると思います。
今まで以上にエキサイティングなイベントにして行けるよう頑張りますので、
皆様是非ご期待下さい!!


それでは良いお年を!!



※今回のイベントの模様は一部”Ustream”にてストリーミング配信致しました。
再放送はこちらでご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/channel/bbin-design-festa

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.13

初のリハーサルスタジオ以外での開催となりました、
Black Box Broadcast Vol.13。
今回は原宿のデザインフェスタギャラリーにて敢行いたしました。



ギャラリーでの開催ということもあり、


前西 叡(あきら)さん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=14654254
梶 雅達さん http://www.masamichi-kaji.com
Annie Allenさん http://www.d3.dion.ne.jp/~gane/index.html


の3名のアーティストの皆様の作品を展示させていただきました。
今回は初めて展示作品を公募にて決めさせていただいたのですが、
予想以上に多くの方々からの応募があり、誠にありがたい限りでした。
スペースの問題で、今回残念ながら展示をお願いできなかったアーティストの皆様とも、
今後何らかの形で御一緒出来ればと考えております。


さてさて、音楽パフォーマンスに関してですが、
今回Black Boxメンバーの内、Yellow Peril高橋氏が仕事の都合上不参加でしたので、
Black Boxとしては今回初めて、關、日南、市野3人の合同パフォーマンスを披露させていただきました。


曲目は
・Lullaby of Birdland(Jazz Standard)
・The water is wide(スコットランド民謡)
・I can’t make you love me(Bonnie Raitt Cover)
・Fever(Peggy Lee Cover)
という超ド渋のカバーナンバーに加えて、
日南が私(關)の曲”かえりたい”をカバーすると言うかなりイレギュラーなセットを演奏いたしました。
ギャラリー内演奏ということを意識して、かなり淡々と演奏させていただきましたが、
これはこれでとても実りある体験をさせていただきました。

そして、今回のミュージシャンゲストは二組―


山口敦子さん http://nebosongs.soragoto.net/
そもそも、私達がカバーを演奏しようと思った理由は、
今回ご出演いただいた山口敦子さんの表現スタイルに感化されたものでした。
山口さんは、自作曲を演奏しません。
アイルランド民謡や、カントリー、昭和の(アングラ的な?)歌謡曲等を拾い集めては、
御自身の歌声とギターでそれらを再構築されているのです。
“シンガーソングライター”というスタンスが最早当たり前となってしまった昨今で、
一貫して”他人の”曲を歌い続けている山口さんの活動に、私自身、大変感銘を受けた次第です。
『私は曲を書かないから表現者ではないです』と本人はおっしゃっておりましたが、
いやいやどうして、図らずも”逆説的な”表現者として成立しているではありませんか!!
皆様是非一度、山口さんのライブに足を運んでいただければと思います。
そして、山口さんの優しい歌声に心癒されて下さい。


・Your Last Chicken http://www.myspace.com/yourlastchicken
今年8月の出演から早くも2回目の登場となったYour Last Chicken。
前回は私(關)がドラマーとしてお手伝いさせていただくと言う形で出演いただきましたが、
今回は正式にドラマーが加入されての初お披露目ライブということで、
気合十分、準備万端の堂々としたパフォーマンスを披露して下さいました。
このバンドについては兎や角言う必要は微塵もありません。
ただただ、素晴らしい音楽です。完璧なまでの”ポップソング”です。
アイリッシュ等のトラッドフォーク色と昨今のUSインディー色が見事に結実した、
正に”今の”ポップソングだと思います。
なので、是非”今”注目されて欲しいバンドです。
いや、きっと彼らは勝手に注目されて行くことでしょう。
来年からは本格的にライブ活動していくとのこと。期待しております!


…という内容でお送りいたしましたVol.13、
結果としてギャラリーでの開催はとても興味深く、
今後も色々と試せることがあるのでは?という結論に到りました。
入場無料(おひねり制)という姿勢をとったことも、
お客さん(たまたま立ち寄った人含め)にとってアクセスしやすい環境になったのでは、と思っています。


今後来年以降、この”Black Box Broadcast”は、
大幅に内容を改定しての開催を現在検討しております。
それは、今まで以上に人と人とを繋げる場を創造すること、
そして集まった方々皆でクリエイティブな場を共有出来る、という観点を重視したものになると思います。
今まで以上にエキサイティングなイベントにして行けるよう頑張りますので、
皆様是非ご期待下さい!!


それでは良いお年を!!



※今回のイベントの模様は一部”Ustream”にてストリーミング配信致しました。
再放送はこちらでご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/channel/bbin-design-festa

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.13

初のリハーサルスタジオ以外での開催となりました、
Black Box Broadcast Vol.13。
今回は原宿のデザインフェスタギャラリーにて敢行いたしました。



ギャラリーでの開催ということもあり、


前西 叡(あきら)さん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=14654254
梶 雅達さん http://www.masamichi-kaji.com
Annie Allenさん http://www.d3.dion.ne.jp/~gane/index.html


の3名のアーティストの皆様の作品を展示させていただきました。
今回は初めて展示作品を公募にて決めさせていただいたのですが、
予想以上に多くの方々からの応募があり、誠にありがたい限りでした。
スペースの問題で、今回残念ながら展示をお願いできなかったアーティストの皆様とも、
今後何らかの形で御一緒出来ればと考えております。


さてさて、音楽パフォーマンスに関してですが、
今回Black Boxメンバーの内、Yellow Peril高橋氏が仕事の都合上不参加でしたので、
Black Boxとしては今回初めて、關、日南、市野3人の合同パフォーマンスを披露させていただきました。


曲目は
・Lullaby of Birdland(Jazz Standard)
・The water is wide(スコットランド民謡)
・I can’t make you love me(Bonnie Raitt Cover)
・Fever(Peggy Lee Cover)
という超ド渋のカバーナンバーに加えて、
日南が私(關)の曲”かえりたい”をカバーすると言うかなりイレギュラーなセットを演奏いたしました。
ギャラリー内演奏ということを意識して、かなり淡々と演奏させていただきましたが、
これはこれでとても実りある体験をさせていただきました。

そして、今回のミュージシャンゲストは二組―


山口敦子さん http://nebosongs.soragoto.net/
そもそも、私達がカバーを演奏しようと思った理由は、
今回ご出演いただいた山口敦子さんの表現スタイルに感化されたものでした。
山口さんは、自作曲を演奏しません。
アイルランド民謡や、カントリー、昭和の(アングラ的な?)歌謡曲等を拾い集めては、
御自身の歌声とギターでそれらを再構築されているのです。
“シンガーソングライター”というスタンスが最早当たり前となってしまった昨今で、
一貫して”他人の”曲を歌い続けている山口さんの活動に、私自身、大変感銘を受けた次第です。
『私は曲を書かないから表現者ではないです』と本人はおっしゃっておりましたが、
いやいやどうして、図らずも”逆説的な”表現者として成立しているではありませんか!!
皆様是非一度、山口さんのライブに足を運んでいただければと思います。
そして、山口さんの優しい歌声に心癒されて下さい。


・Your Last Chicken http://www.myspace.com/yourlastchicken
今年8月の出演から早くも2回目の登場となったYour Last Chicken。
前回は私(關)がドラマーとしてお手伝いさせていただくと言う形で出演いただきましたが、
今回は正式にドラマーが加入されての初お披露目ライブということで、
気合十分、準備万端の堂々としたパフォーマンスを披露して下さいました。
このバンドについては兎や角言う必要は微塵もありません。
ただただ、素晴らしい音楽です。完璧なまでの”ポップソング”です。
アイリッシュ等のトラッドフォーク色と昨今のUSインディー色が見事に結実した、
正に”今の”ポップソングだと思います。
なので、是非”今”注目されて欲しいバンドです。
いや、きっと彼らは勝手に注目されて行くことでしょう。
来年からは本格的にライブ活動していくとのこと。期待しております!


…という内容でお送りいたしましたVol.13、
結果としてギャラリーでの開催はとても興味深く、
今後も色々と試せることがあるのでは?という結論に到りました。
入場無料(おひねり制)という姿勢をとったことも、
お客さん(たまたま立ち寄った人含め)にとってアクセスしやすい環境になったのでは、と思っています。


今後来年以降、この”Black Box Broadcast”は、
大幅に内容を改定しての開催を現在検討しております。
それは、今まで以上に人と人とを繋げる場を創造すること、
そして集まった方々皆でクリエイティブな場を共有出来る、という観点を重視したものになると思います。
今まで以上にエキサイティングなイベントにして行けるよう頑張りますので、
皆様是非ご期待下さい!!


それでは良いお年を!!



※今回のイベントの模様は一部”Ustream”にてストリーミング配信致しました。
再放送はこちらでご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/channel/bbin-design-festa

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.12

ライブもぬか漬けも恋愛も、長く続けることによって良いことがあります。

おかげさまで、ブロードキャスト一年アニバーサリーを無事に迎えることができました。感謝の気持ち、引き締めの意味合いで、音楽は元祖メンバーでお届することにしました。今回の特別企画として、お誘いした絵描きの方々やお客さんに音楽を聴きながらCDジャケットをデザインしていただき、お帰りの際にライブ音源をその場でレコーディングした焼きたてのCDでお持ち帰っていただく、という試みをしました。後ほどホームページで写真を公開したいものです。できあがったジャケットはとても素晴らしい作品ばかりでした。特別にジャケット製作でご参加いただいたスナガさん、アキラさん、ノガミさん、ワダさんどうもありがとうございました。


<病床からのささやき><http://www.yellow-peril.info/
Yellow Perilのボーカル高橋さんが残念ながら病欠しました。普通だったらこれで話が完結するのでしょうが、私は前からこのバンドの尋常でないピンチにおける強さと悪乗り好きを知っています。いないからといってライブができないわけでないことを、新たに学び(?)ました。彼らは高橋さんに電話をし、つながった携帯電話をマイクにあてて歌わせていました。この拷問に感動したのは私だけでしょうか。高橋さん、早く元気になって下さい。あと、5秒の練習で私がYellow Perilの「Africa」をうたうことになりました。ごめんなさい。ギター市野さんのギターソロをはじめて見ることができました。身内ながら嫉妬する表現力と技術です。


<モテカット健在><http://www.myspace.com/isaoseki
髪が伸びてきて、似合ってしまうのが憎いこと。モテカットこと關伊佐央さんのライブのハイライトは、ピアノとコントラバス(鈴木伸明さん&Metrogeekの石井さん)との共演でした。さわやかな伊吹が加わっただけでなく、時折エグいうごめきを感じました。また、演奏者それぞれがかなり濃いカラーと独自のパフォーマンススタイルを持ち合わせているため、その化学反応を垣間見ることができたのが面白かったです。


<ボロボロな再発進><http://fellingthetitan.seesaa.net/
この数カ月、気づけば新しい曲をライブでやることに対してものすごく臆病になっていました。こんなんではいかんと、なんとか自分のケツをたたいて新しいのを2曲発信してみました。思うどおりには行きませんでしたが、失っていた緊張感を取り戻せた気がします。日々精進、と。


<マゾの快楽に目覚めてみる><http://www.metrogeek.net/
Metrogeek、私ははじめての観戦でした。Black Boxで音量大き目のグループは今まで何組かありましたが、これほど爽快なのは個人的に初めてでした。身体が素直に「もっと」要求するのです。私は特にドラマーのタケオ氏のスタイルがとても気に入っていて、体全部で叩くんです。


<止まらない食への愛>
音楽とともにブロードキャストの名物と化したフード。とうとう、あったかい主食たるものが出現してしまいました。市野さんの手作りの牛筋シチュー。心身あたたまりました。その他關伊佐央さんのティラミス&ポテトサラダ、ヒナミケイスケによるキャロットケーキ。これからも乞うご期待を。

さて、次回は場所がまた変わりそうです。また、連絡します。
ではでは、その日まで。

ヒケ

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.11

11回目を迎えたBlackBox Broadcast、今回は諸事情により舞台を小田急沿線は梅ヶ丘に移しての開催となりましたが、まさに”当たり”でしたね。駅から近くなったとか、部屋が広くなったとかそういうことだけではなくて、何より不慣れな場所での収拾のつかなさ、一体開場1時間前になってもそれはこっちか、あれはあっちだろうとか、やれ音が出ないだとか、そもそも統率の取れたチームワークなど持ち合わせていないblackboxの面々が、慌てふためくでもなくあっちを押したりこっちを引いたり、結果でき上がった特設会場は一体どこがステージなのかも分からぬ有様ですが、さすがお客さんは心得たもの、ちゃぶ台でピアノを弾く鈴木さんを膝と膝がぶつかりそうに囲んで寺子屋の子達みたいに目を輝かせたり、隣室から漂ってきた砂時計のような煌めくプリペアードオルゴールの音色(見た目は全く電波塔の蟻地獄)に砂鉄のごとく吸い寄せられていったり、傍らでは黙々と須永さんが爆発に向けて画布の上に線を重ね、対照的に掛け軸のように静謐な爆発を秘めてアキラさんの絵が皆を見下ろし、隙を見て今回初お目見えのカシオトーンズは食堂の片隅で内気な老人達の世間話みたいにこっそり演奏を終え、どこから見ても姉弟としか思えない強い空気感のつながりを感じさせるmmmさんとアニュウリズム君の演奏に温かい心で聴き入るうちに、もじもじする靴下に目が釘付けになっていたりと、まさにこの文章の支離滅裂さが表すとおり、前後見境ない楽しみがそこかしこに転がっている一日でした。
ひとえにゲストの皆さんとお客さんのお陰ではありますが、今までにない不思議な一体感に包まれた今回のBroadcast、TV番組のような名前を冠しながら、どこまでいっても予定不調和にときめきを隠せないBlackBoxの心意気が、不覚ながら漏れ伝わってしまったというところでしょうか。
開き直ったりせずにあがき続けましょう。
来月はいよいよ1周年、どんな1日が待ち構えていることでしょう。
皆様、ご来場お待ちしております。

悪文担当 市野

あとがき〜Black Box Broadcast Vol.10

あれよあれよと言う間に10回目を迎えました、

Black Boxマンスリーイベント”Black Box Broadcast”

試行錯誤、紆余曲折を繰り返しながらも、

皆様からのご厚意にも励まされながら、

どうにか毎月(廃校フェス含む)続けることが出来ました。

今回も色々な試みに挑戦いたしましたのでご報告を。


・ZON + Lucky-3(BAND)

廃校フェスではボランティアスタッフとしてご参加いただき、

大変お世話になったZONさんによる即興ユニット。

ZONさんは、中々お目にかかれない8弦(!)ギターと、

様々なエフェクターを駆使して、実に様々なトリッキーサウンドを構築。

それにLucky-3さんのスリリングなドラミングが重なり、

今まで有りそうで無い、”ロック”主軸のグルービーな即興を堪能することが出来ました。


・nanashi(BAND)

長いキャリアを持ちながらも、度重なるメンバーチェンジの為、

長らくライブ活動から遠ざかっていたと言うnanashiさん。

しかしながら、今年に入ってから正式メンバーも固まり、

さあこれからライブ活動再開、という絶好のタイミングで、

今回お誘いさせていただくことが出来ました。

Techno、Hip-Hop、Electronica等の音像を通過したタイトなバンドサウンドで、

実にスマートなアンサンブルを披露して下さいました。

今後のライブ活動にも期待が膨らみます。


・ノガミサヤカ(絵画展示)

今回ノガミさんの作品を展示させていただくことになり、

私達が掲げたコンセプトは、

“ギャラリーの様なブースをリハーサルスタジオに再現する”というものでした。

暗幕や譜面台、照明道具を駆使して、

まだまだ改善点はあれど、面白い空間を作り上げることが出来ました。

普通の音楽スタジオに突如こういったスペースが現れることだけでも、

非常にインパクトの強いものであるということを実感しました。


・ichi(作品展示)

イベント前日に連絡をいただき、

急遽飛び込みでイベントに参加して下さいました。

急だったこともあり今回は簡易的な形での展示に留まりましたが、

今後またしっかりとした形で創造の場を御一緒出来ればと思います。


ドライアイスセッション

廃校フェスにて一大ノイズ絵巻を描いたドライアイスノイズを、

御来場いただいた皆さんに体感していただきました。

空き缶やスプーンをドライアイスに擦りつけたり、湯中に沈めたり…

まだまだこのプロジェクトは面白くなりそうなので、

今後とも定期的に続けて行きたいと思います。


・世界一受けたいドラゴンボール講座

市野広介(Yellow Peril)先生と、水野慎太郎(nanashi)先生の、

(ドラゴンボールを全く見たことが無い)両者による講座を行いました。

急遽nanashiベーシスト鈴木氏司会進行のもと、

ドラゴンボールとは一体どういったお話なのかをご説明いただきました。

両先生の見解は分かれ、ドラゴンボールは7つ集めるものだという”七つ派”と、

ドラゴンボールは数は知らぬが1つで十分(しかも色は茶色)という”一つ派”という、

二つの党派がドラゴンボール学会では存在しているということが判明いたしました。

また、地元神奈川(市野)と埼玉(水野)では放映されていた内容が違うのでは?という憶測も飛び交いましたが、

最終的には”タンバリン”と”ドドリア”は”重度の病を抱えた兄弟である”という見解で一致し、

両者握手で清々しく締めることが出来たのでした。


…という様々な試みと無茶振りで臨んだ第10回。

次回からは気持ちを新たに(そして会場も新たに)、

更により面白い場を創造していきたいと思います!